憂鬱少女
tam

ここにあるものはなんだろう

数字を必死で追いかけてるよそ
海の向こうの現実には無関係を装う
TV報道にとりあえずの涙、流してみました

明日のことはわからない
目を瞑ったら最後、なのかな
朝起きたら、生きてた ああ不思議
明け方カタストロフィーは降らなかった
望んでるわけでもないけど

傷を忘れている
痛覚を忘れて埋もれていく人々

私達は人間です
否定のしようがない
頭ごなし

深夜のコンビニ
私達は人間です
どうやら私も人間のようです


自由詩 憂鬱少女 Copyright tam 2010-08-13 20:44:43
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