女神なんかじゃない
光井 新
思い上がんじゃねーぞ
ただの雌だ
「子供を産む機械だ」なんてのは失言かもしれないが
生き物は何の為に生きているのか考えた事はあるか?
単なる肉便器に過ぎない
それを恋心から
崇めたりなんてしないよ僕は
女神なんかじゃない人間だもの
夢中になってるのは僕の方で
君そのものが絶対的に魅了してる訳じゃない
例えば君が必死になって書き上げた散文詩も
誰かがどんなに感動したところで
ただの文字の塊だ
勝手な思い込みとか捨てて愛したいね
特別じゃないから
信じる事に意味があるし