娼婦
れもん

与えて
渇いた男達に
解放の水を

皆、唯通り過ぎるだけ
それを知っているから哀しい
だけど微笑んで受け入れる

溢れる泉に
愛など無いけれど
放出された種は静かに棄てられる


自由詩 娼婦 Copyright れもん 2010-08-05 04:05:39
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