朝露
ペポパンプ

水が一滴一滴
落ちる。
命の水が
落ちる。

虚しい心に
滴が落ちる
自然にまかせて
逆らわず

夜明けが待っている
静寂のとき
朝露に濡れ
二胡の音に酔いしれる

星の音に耳を澄まし
太陽の昇る声を耳に
草木の露に濡れ
優しい空気に口づけする。


自由詩 朝露 Copyright ペポパンプ 2010-08-02 07:55:05
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