*海の底
藤鈴呼
これからは 君の 世界に あわせる
例え 占いの 結果が 悪くったって
私は 更に
皿の うえに
沙羅を 重ねてゆく
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新しい生命を宿す彼女と
ちょっと便秘気味の私の
おなかの 張り具合が
同じだったのは・・・・
どういうことだ!
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要するに 貴方は 何もかにもを捨てて
彼女の元に 戻ると 言っているわけね。
まだ 誰も知らない感情が 巣食ってしまっていて
私のことは 「救えない」
そういうことなのね。
それでも 次に 電話が来たならば
私は 出てしまう
きっと 逢って しまうから
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「してくれるの?」という語尾では
何だか 低姿勢な 感覚を 受けるけれど
「わたしが したいから。」
そういう ことなんだろう
「聞きたいから 声を」
「届けたいから 私を」
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細かな霧も 流れる想いも 冷たい氷を通り抜けて
降り積もっては 溶けてゆく あの雪のように
太陽が 見えたならば 駆け出そうと 誓った
光を 救ってくれたならば
今度は 与えてあげようと そう 思った
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貴方のモードが全開になるにつれ
私の戯言も 流れ続けてゆく
言葉と 言葉
感情と 感情が 裏腹なのは
それは 私が 「詩人」だという
アカシには なりませんか?
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貴方には 今の 私の状態を 全て 伝える
「今 爆走してるから。」
いつもの 台詞
今日の 貴方は 何だか とても律儀で
今日の 留守電は 何だか とても 他人行儀で
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だけども・・・ まだ・・・ いや・・・ ちがう・・・
いくつもの いくつもの 自問自答が
今日の 「あたし」 を 作り上げました。
そして 明日の 「あたし」 を 形成してゆくのが
貴方で ありますように
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蒼い海の底 君は 沈んでる
いつも 自分を 責めてばかりの 貴方だった
「貴方は 悪くないよ。 私が 悪いの。」
そう言うのは 何て 簡単なんだろう
本心から そう思うのは
何て 難しいことなんだろう
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時よ 逆らわないで 私を 見詰めて
愛よ 逃げないで もっと 遠くまで
君が 居なくなってしまった 今でも
私たちは 永遠に
言葉を 奏で続ける
言えなかった台詞と
言いたかった感情を 交錯させながら。
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今 何個 作った?
君の言葉が 僕の妄想を 加速させている。
そして 「あと ひとつ。」 「あと 一歩」
足跡さえ残すことを怖れたあの日のあたしは
今夜 消えてしまっている
貴方の おかげだね
今日の朝も 同時に 目覚めよう
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