疲れ気味
ゆず
自分を責めるたびに
馬鹿らしくなって
結局わたしは変われないのだと、思い知らされて
他人を責めるたびに
申し訳なくなって
結局わたしは嫌なやつなんだと、思い知らされて
わたしにこのすばらしい世界はもったいないと思うのだ。
毎日のように毎分のように毎秒のように。
弱音を吐いたら貸し一
あとで何倍にも膨れあがって返ってくるんだろ
もうこりごりだって
鼻をかんだら
赤い目を見られないようにうつむいて水を飲みに行く
憂鬱な明日を考えながら。
自由詩
疲れ気味
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ゆず
2010-07-24 23:53:14