詩の白いノート
番田 


一個の詩を思いながら
何もないのだろう 私の言葉を
日は 知っている
暮れている 私が 私の夜を


そんなため息の中で
ものごとを そして ひとつ描きながら
わからないことに はき出すとき
手を 暮れていくことが 確かになる


ひとつの 見ているのかも知れない流れの中で
そこで ハンドルにしようとした
夜の 絵画のようなものを
何も語らずに行くだろう


日は
色を眠り続けている
私を書きながら
私の風を握りながら



自由詩 詩の白いノート Copyright 番田  2010-07-21 01:17:36
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