君の唇から放たれた輪を
君の目の前で潜ろう
君がまんまるの目で俺の目を見てくれたなら
ほほえみ弾けさせて応えよう
漂うホンダワラのブーケを投げたら
君は受け取ってくれる？
君がホンダワラのブーケを受け取る寸前に
奪い取って逃げたら
俺を追いかけてくれる？
あの水面から降り注ぐ光のベールの下で
今度はちゃんとブーケを渡そう
そしてそのまま旅に出て
家族を増やして帰って来ようよ
そうして俺たちの一族は続いていくんだ

退屈なんてないんだよ
俺たちの背中になぜか噴気孔がある限り
ふたつの世界を行き来しながら
感じるままに歌っていこう
俺たちの背中にになぜかひれがある限り
俺たちのやり方で
往けるところまでのすべてを知ろう

上も下も前も後ろも右も左も
碧い世界で
君のパルスを
身体で聴きながら