夏の階段
かんな
あの空と海の境界は
いとしさを含んだ
やさしさが横たわっている
きみがすやすやと眠る
わたしのひざまくらも
きっときみとわたしの
曖昧なやさしい境界になっている
くっつかないということは
いつか
触れられるということ
はじめて
きみの手を握って
淡い青の階段をかけ上がる
この夏
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夏の階段
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かんな
2010-07-18 07:16:01