夕方の交差点にあふれだし出会う
苛立のつぶては骨までずぶ濡れにして
肩の汗に流れず浴室は
からだの痛みと感情の軋みをうったえる場所
真夜中につぶやきをひとつぶひとつぶ垂らしていてください
もうひとつの現実がそっとそばにあるその時にあなたから
こぼれ落ちるため息はささやく歌声にかわるよ
まるでカリプソ そしてカーニバル
それは 愛と盗み たしかな祈り
僕も一緒に歌ってる
そんな夢をみせてくれた
軽蔑を吹きかけられもすれば妬みもあびる
街を行くのにさけられないこと
だけどそんな風に生きる為に
俺は生まれてきたワケじゃない
真夜中に涙をひとつぶひとつぶ流していてください
冷淡さに傷つけられた彼女の呪いは恋人を傷つけもした
こぼれ落ちるため息はしなやかな音楽に変わって
まるでブルース そしてラグタイム
それは愛と盗み かすかな光
僕も一緒に歌ってる
そんな気分だった