挨拶
乱太郎


おはよう
君の声が聞こえただけで
こんなに朝は踊るよ
眩しいのは
陽射しが口笛吹いているから
朝露垂れて木琴を叩く

こんにちは
君の笑顔と弾んだ君の声
僕はおかげで嬉しくなってしまう
頭上の太陽さえ
掴んでしまえるかもなんて
テントウムシの七ツ星が
クローバーの葉に虹を掛ける

おやすみなさい
悲しくないよ
寂しくないよ
君の声は夢の中でも聞こえている
手を取り合って
いつまでも
きっと
どこまでも
僕らは踊り続けている


自由詩 挨拶 Copyright 乱太郎 2010-07-13 17:24:28
notebook Home 戻る