七夕なのに雨模様
kauzak

七夕なのに雨模様
願い事を見透かしてしまう僕には
あまり関係のない事実

笹を(と携帯に打ち込んだところで、稽古が終わった娘が車のドアガラスを叩いたから、作業を中断をせざるを得ない)

※3時間後:自宅のコンピュータに向かい打ち込みを再開する

(断絶した言葉を拾おうにも漠としていて取りあえずお気に入りのCDをBGMに流す)

           ズイノなうよのスカえ燃たしリチリチ
         なうよの海の夜の空り曇らがなれわ奪を耳
             かるあはりか掛手る探を底の識意
            るめ深を沌混は楽音るれ流らかDC

笹を  ササを  ささを ささ

        はィデロメるれさだぎ紡らがなび帯をズイノ
              くよ地心てし増をさし美にらさ
                 だうそしこ起を応反学化

最後に笹飾りを飾ったのは
娘が幼稚園の頃
もうその当時でさえ僕は醒めきっていて
願い事を吊るすことはなかった

色褪せたのは僕なのか
それとも世界なのか

(意識の底から回収したはずの言葉は嘘くさくて)

             らがなれ溺に楽音のれみまズイノ
               るめ締にうよす化魔誤を分自
               さいいもで減加いいもでか愚

天の川は見えない
もとより天の川の位置を知らない


自由詩 七夕なのに雨模様 Copyright kauzak 2010-07-11 23:31:39
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