cutting
れもん

そんなに自分の躰を切り刻まないで

鮮血がほとばしる
その朱(あか)は誰を救えるの?

傷だらけの躰
息も絶え絶えで
何を生き急ぐの?

静かに語る唇は
私がそっと塞ぐから
もう怖がらないで
傷が癒えるまで見守らせて


自由詩 cutting Copyright れもん 2010-07-10 12:34:13
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