せかいから見つからないよう息をして、(あなたがほしい)(あなたになりたい)
神様が恵んでくれたO2を奪い合ってもえてるぼくら。
すぐ傍でかれらが笑っていることと混じりあわないわたしの孤独
(蛍以上、流星未満のわたしでもきみにただしく出逢えました)
さみしくて死んでしまうと鳴く夜に蛍に噛まれた首が疼くよ。
暗闇にかすかな糸をめぐらせて きみの視線とからみあいたい
ひきつった夜の流れに浮かんでる ぼくとおんなじひかりが恋しい
(どうでもいいことなのかしら 本当に忘れてしまえることなのかしら)
生きているだけでぜんぶが赦される、そんな世界に吐き気がしてる。
愚か者であるはずのぼくたちはやさしさだけを信じています。
明日にはなにものこらず、名も知らない人になるのね、いつものように。