一蓮托生
一 二

幼女 蒼の空
幼女 金の流麗
幼女 白の飾布
幼女 漆黒の眼差し
幼女 我が故郷

ああ!お前の華奢な身体を抱きしめて!
お前の苦悩と悲しみを拭い去れれば!
あとは何も要らないよ!

だがお前の宿命は
お前の身体を暗闇へ陥れる

だからお前の運命の指し示すがままに
私の身体も共に傷つこう
私の道はお前の道に連なり
私の魂はお前の魂と共なり在る

幼女 我が愛する人よ
幼女 我が宿命の人よ
幼女 我が運命の恋人よ

私はお前の影となりて
お前と共にどこまでも行く

世界に愛されず
世界と殺しあっても
幼女 お前の魂は孤独ではない
大地の先 
空の果て 
世界の向こう
お前と共にどこまでも飛ぼう

永遠の空の先を越えて
幼女 お前と共に

すべてをこえていっしょに
ょぅι゙ょ


自由詩 一蓮托生 Copyright 一 二 2010-07-05 21:26:45
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