今も俺の傍に
一 二

君の艶やかな黒髪のうねり
胸の深奥を突く瞳の輝き
小さなうなじとふんわりとした肩
優しく丸まった滑らかな胸
優美にしなやかなる柔らかな身体
君を一目見たそのときから
永遠なるものは花開く

語らうこと 
魂の触れ合い
触れ合うことで知る君の優しさ
故に我が想いには心配の影

その無垢なる優しさ
故に君が傷つくことを
世界の暗い残酷さは
等しく全てに襲い掛かる

我この身の全てを
君の前の傷だらけの盾としても
全てを埋め尽くす暴風は
吹き込んでしまうだろう

抱きしめること 
愛の語らい
愛するが故に
永遠なるものを語らおう

君が自らの力を引き出せるように

いつしか冷たい風の刃が
君を傷付けるとしても
君の胸の中に
暖かな癒しの太陽が在るように
魂の中に挫けぬ優しく
強い輝きが在るように
君をそっと抱きしめ
永遠に真なる愛を捧ぐ


自由詩 今も俺の傍に Copyright 一 二 2010-06-30 15:55:19
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