『限りある自由、翳りなき自由』
Leaf


地を這うもの、空を見上げない
星のイガイガ、喉に突き刺さる
溶けやしない金平糖、甘いもんじゃなかった
そこに何もなかった事など一度もない
目を開けれ必ずそこには何かがあった
視界を遮る何かが



高層階から鳩を狙い、紙飛行機飛ばす蛮行に気付かない衆
なのに何故、その先を見つめるんだろう
排除の論理、外延から内包へ
だからこそ、その袖を覗くのだろう
雨と見紛い、コピー用紙舞う、ビルとビルの隙間から
呻き声のような地響きが



未だに足枷を外せない、もがいてばかり
空にも天井があるなんて知らなかった
空に帰するもの、そこを踏まない



圧が、軋む
壁を、打つ



須らく、知った気になって
知らないよりマシか、なんて自分を擁護しつつ
固執し過ぎて数合わせが度を過ぎたら
どうしようもなく暗い、水平に保つ
どうしようもない位、雨風が降り注ぐ



立ち尽くす、バッファロー&バード
楕円形のバイアスフリーはもうすぐそこまでやって来てるっていうのに



なんども、なんども
空かされた、星屑、透かされた
掴もうとして空を切る
蹴飛ばし、転がり、球を成す



恐らく、それが限りある自由
恐らく、それが翳りなき自由



遅かれ早かれ、それは違うというのならば、この足を摩ってくれ
遅かれ早かれ、ここに誓うというのならば、この手を握ってくれ
今まさに、その手その足で



そして再び、旅に出るよ
限りある自由、翳りなき自由を探し求めて


自由詩 『限りある自由、翳りなき自由』 Copyright Leaf 2010-06-24 18:25:33
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