太陽光線
寒雪



墓石の上で寝そべってると
神々の光が肌を焼く
彼女はいい人
君たちが思うよりずっと
僕なんかよりもずっと
でも
  彼女は死ななければならない
僕が身代わりになればよかったのか


僕に死を期待しないで
僕に死を与えないで
僕を死なせないでおくれ
神様よ


自由詩 太陽光線 Copyright 寒雪 2010-06-24 08:54:31
notebook Home 戻る この作品のURL