醤油
昼寝ヒルズ
食卓の
醤油のように
泣いていた
女が一人
わたしの部屋で
醤油には
白いお塩が
入ってる 黄色い豆も
言い訳しないで
美しく
一升瓶を
抱えてた
彼女はお酒
貴女はお醤油
思い出の
エプロン捨てる
その前に
醤油のしみを
きれいにとった
しあわせは
大さじ2杯
ほどでした
どうして人は
探すのだろうか
見上げると
青い鳥のような
空だ
ぽたぽたぽたぽた
こぼしてしまった
短歌
醤油
Copyright
昼寝ヒルズ
2010-06-23 12:21:43