しずかに恋して
森の猫

あたしにとっては
衝撃的な出会いだった

あたしのキモチは
反転し
燃えあがり
熱くなりすぎた

じれるような日々
会えないつらさ

つのる愛しさ

無機質でも
あたたかい
キミの言葉を
抱きしめる
日々

キミのことを
想い
日々つづる
言霊

キミからのメールは
途絶えた

目にできるのは

キミの書くコトバだけ

あたしは書き続けた
キミに届けてと

少ない
キミのあしあとを
たどり
涙ぐむ

やがて
涙も枯れた

残ったのは
動けなくなった
キミへの想いだけ

キライになんて
なれないと思い知らされた

時間を越えて
恋してしまったから

今 切ないココロに
折り合いをつけながら

こうしてづづる
言霊たち

しずかに
しずかに

キミに恋してる


自由詩 しずかに恋して Copyright 森の猫 2010-06-15 02:37:59
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