人魚姫
ミツバチ

貴方に愛されたいと願った 声を失くした人魚姫のように



新緑は 初夏の日射しに 色を増し ヒレの無い足で 外に駆け出す



満月の夜は 鱗を落とす 微かな潮風に 故郷を思う


短歌 人魚姫 Copyright ミツバチ 2010-06-01 09:45:58
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