カニなんて
番田 

私は何にもない毎日など
終わってしまえばいいと思わされていた 私は
海を 見ていた 私は
体全体となった 引きずっていた 私を

私の夏はまた 訪れるのだろう 
言葉もなく 歩かされていた 私は
解決策もなかった いつも探させられた 私の
一輪の花を 私は見つけ出したかった


自由詩 カニなんて Copyright 番田  2010-06-01 02:17:15
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