しあわせのうた
板谷みきょう

夢に触れて憧れを育みながら
しなやかで たおやかに
言葉が歌になるまで
幸せな時間を過ごせること

渇いた希望にもどかしい争い
求めるばかりの全てが
繰り返しながら問いかけて
切なさ溢れる哀しみに傷つき

挫けそうなときはいつも闇に
絶え間なく息をひそめ
かすかで ほのかに
むなしさに怯える心


脆く崩れやすい僕らの
揺るがない想いはどこか遠くで
いつまでもずっと待ってる

隔てられた空に瞬く星は儚くて

あなたが求めていたことは
春をみつけてくれますか 夏は叶えてくれますか
秋に伝えてくれますか 冬が教えてくれますか

最後まであの人は
どうしようもない時も
僕らを支えてくれていた
だから
甘えてしまう僕のような奴の為にも
あなたのように歌い続けるのだろう

・*・〜・*・〜・*・〜・*・

http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=211142&from=listdoc.php%3Fstart%3D0%26hid%3D3792

5/28の「一行詩」から「自由詩」に拡がり膨らむ。


自由詩 しあわせのうた Copyright 板谷みきょう 2010-05-29 17:05:35
notebook Home