どんなときにも たのしみを
森の猫
どんなときにも たのしみを
これが あたしの
ポリシーだ
たのしくなけりゃ 人生
おくっている 意味がない
にんげん たのしむ
ために 生まれてきたんだ
たとえば くるしみの中にも
たのしみはある
息子が幼子のとき
不治の病を宣告された
1週間は 泣きぬれた
が
あたしは
キッチンにピンクとイエローの
ポップな色のラグを買いに行った
ぱあっと
気分があかるく なった
たとえば
あたしは がんかもしれないと
医師に告げられた
ぼーっとして 聞いていた
でも すぐの処置で体調は変わりない
友人から
エステの誘いが入る
しばらく考えて
予約を入れた
こんなときこそ
キレイでいなきゃ
お肌もひとみも ピッかピカ
結果は
あとから
ついてくる ついてくる
じんせい
やったもんがち
たのしんだもんがち
みんな
たのしむために
うまれてきたのだから・・・