どんなときにも たのしみを
森の猫

どんなときにも たのしみを

これが あたしの
ポリシーだ

たのしくなけりゃ 人生
おくっている 意味がない

にんげん たのしむ
ために 生まれてきたんだ

たとえば くるしみの中にも
たのしみはある

息子が幼子のとき
不治の病を宣告された

1週間は 泣きぬれた

あたしは

キッチンにピンクとイエローの
ポップな色のラグを買いに行った

ぱあっと
気分があかるく なった

たとえば
あたしは がんかもしれないと
医師に告げられた

ぼーっとして 聞いていた

でも すぐの処置で体調は変わりない

友人から
エステの誘いが入る

しばらく考えて
予約を入れた

こんなときこそ 
キレイでいなきゃ
お肌もひとみも ピッかピカ

結果は
あとから
ついてくる ついてくる

じんせい 
やったもんがち

たのしんだもんがち

みんな
たのしむために

うまれてきたのだから・・・


自由詩 どんなときにも たのしみを Copyright 森の猫 2010-05-17 17:47:30
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