雨が降っているの
こころの奥深くで
あの夜のような朝からずっと
それでも空は晴れているから
傘もさせずにびしょ濡れのまま
けれどあなには見えない
魔法のような
私を支える声
耳にする度に
花も咲かせず
土にも還れず
一体何の為に
在るというの
冷たい指先が
温かい季節を
拒んでいるの
我侭を許す瞳
責めもせずに
もう笑うのに
ただ疲れたの
何も残せない子宮を抱えて歩く
私があなたに触れるとき
どんな残酷なことを考えているか知ってる
世界なんて滅んでしまえばいいのにって
そうすれば私たち2人きりよ「愛してる」
(嘘)
さようなら
花はうつろうものだって
誰もが認める事実を
信じて