賢治 Kenji MEMO
……とある蛙


宮沢賢治とは

修羅である。自分の存在を青い有機交流電灯の照明だとする。
人を食らって生きて行く。
焼身願望
人のためとは
赤い眼をした鷺の視線
己 誰かの視線
カンパルネルラの自己犠牲は
家族に対して大迷惑
賢治の思想的放蕩も
家族に対して迷惑

プリオシン海岸 第三紀の新しい地層
鮮新世 人類がヒトとなり
他の動物と別れた時代
その海岸が自己同一性の確認か

小岩井農場という小銀河
極楽浄土の欠落パート
5、6、8
パート9に隠されたとし子は
信仰の共同正犯
恋愛という変態
性欲すら隠し持つ。

家は商業資本家で
金貸、古着屋、不在地主
小作人の小作料を
また小作人に貸し付けるという悪循環による搾取
搾取の循環構造
それで食ってる地方財閥、宮沢商店

羅須地人協会
人のためと言いながら搾取したあがりの生活費
矛盾。矛盾、矛盾の修羅の構造

グスコーブドリの伝記で
やっとできる理想的自己犠牲的完結
よだかの星の悲しさや。
国柱会における俗世の中の信仰の失敗

信仰としての法華宗では自己犠牲の精神はあっても
いわゆる俗世の法華宗とは異なる点が多々ある。

宮沢賢治は何を思ったか。
今の私には分からない。
矛盾、矛盾、矛盾の修羅の構造


自由詩 賢治 Kenji MEMO Copyright ……とある蛙 2010-04-30 09:49:48
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