あんぶれら
モコ


神様は泣いた

それが頬にあたり
首筋につたわり
心臓にたどりついた

心臓がうずめいている
心臓がどんどん冷えていく


いくら上を見上げても
私は光合成すらできなかった
口からはもう
二酸化炭素しか出てこない




自由詩 あんぶれら Copyright モコ 2010-04-16 19:50:00
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