先月の3日に
TAT



今年に入ってからずっと

昼飯が喰えなくて


焼酎をやたら呑む 呑んで訳分かんなくなって寝る

訳分かんなくなって寝ないと寝られない俺が居て


『ヤベぇなおい、、。マジかコレ、、。』とか思ってて


4kgとか5kgとかどんどん痩せてって


そんな訳で言いました


苦しい苦しい憑き物だ

あんたのせいでと言いました




相手は九つも年上の人妻で

どこにも行かねぇ

行きようもねぇ

生きようもねぇ愛だから




九つも年下の男をしれっとつまみ喰いして

あら次の日お肌がツヤツヤして

お化粧のノリが良いわって

そういう事じゃ駄目ですかねって

俺は俺でそれを一生の思い出にしますからって

二回目は三回目につながり三回目は四回目につながるから

一生に一度だけ

密やかな線香花火に二人で火を付けませんかって

こんな詩的じゃない

どろどろの反則手前のアプローチで

アプローチを



した



俺の瞳を見て哀しそうだと言った

いつもはもっと濡れるんだけど、、と言った

私が煙草を吸ってる所を見れるとか激レアよ?と言った



二千十年三月三日のあなたを俺は永遠に忘れない


カッターナイフで魂に


定礎を刻もうと思う






俺は俺の人生を



あなたはあなたの人生を



この先生きるんだろうけど





流れ星は確かにあの日一瞬だけ重なった





だろう?




ですよね?







流れ星は確かにあの日一瞬だけ重なった








先月の3日に












自由詩 先月の3日に Copyright TAT 2010-04-12 21:57:11
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