雨だけが窓をたたきにやってきて 爪をたてて。とうずく腰骨 舌裏の孤独なすじをなぞる朝 きすの終わりはどこにあるの。 羽なんかなくてよかった きみの背に顔をうずめて小さく鳴くから ぺちゃんこの のどにビー玉詰め込んで きみがついばむための準備