あたら
唐草フウ


ぷすぷすぷすぷすと
情緒のねんりょうが切れかかっていて
空を見上げたら
ライオンの むれ
きれぎれにはなればなれ

とげを自分で取ってしまいました、引っぺがしたところからおもいでが樹液のごとく匂いながら出てゆきそうです
はだかになりたいのにならせてくれないのは、風がじゃまをするので
纏うしかほかならない
愚か


会話がほしい
欲しい
どうしてそんなに
わからないことばかりなのに
離れないの
何にも知らないのに


幸せになれと心から
言ってしまいそうになり
失うことの大きさは
しまっておく
雲は糸のようにはつながらない







自由詩 あたら Copyright 唐草フウ 2010-03-31 13:27:55
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