見えないリズム
信天翁
リビングの窓から
なにげなく庭をながめる
北風は相変わらずしつっこいが
もくれんのつぼみは寒冷に耐え奏でている
四次元のみえないリズムを
欠落の身ともなれば
まさしくそれは
「生」に対するひとつの教えである
と同時に
「死」に対してもなによりの慰めでもある
四次元の見えないリズムは
自由詩
見えないリズム
Copyright
信天翁
2010-03-21 09:03:22
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