【雪の思い出】
つむじまがり

ビニール傘に積もっていく雪を見ていたら君のことを思い出したんだ

あのとき手を差し伸べることが出来ていたならきっと

二人に違う運命が訪れていたのかも知れないと思いながら今日

つるつると滑る舗装を注意深く歩いている

あの時の君のように

転んでしまわないように


自由詩 【雪の思い出】 Copyright つむじまがり 2010-03-15 10:33:43
notebook Home