夢
くろきた
誰もいない 夜の草原を
あなたと二人で 歩いていた
それも 手をつないで
だけれど むこうから
あの子が 歩いてきたから
繋いでた手を振りほどいてしまった
目が醒めて さっきのは夢だったのだと
気が付いたときには もう遅くて
あまったるい あの空気に
もっと酔っていればよかったと
こうかいした
自由詩
夢
Copyright
くろきた
2010-02-26 20:04:33
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