詩日記20100224
短角牛

もう疲れてるんだ

目をつぶれば寝てしまいそうなんだ

そんなときに限って いやだからこそ

さりげなくいうありがとう


もう泣きそうなんだ

空を見上げても止まってくれないんだ

そんな夜に限って いやだからこそ

さりげなくいうありがとう


楽しいね 楽しいね

君といると笑いが耐えないね

そんな君にかぎって いやだからこそ

さりげなくいうさようなら



腹が出てたって 足が遅くたって

サッカーがヘタだって 優しい言葉を知らなくたって

そんな人に限って いやだからこそ

さりげなく知る 悲しさを


ありがとう さようなら 悲しさよ

さりげなく散る恋の歌


自由詩 詩日記20100224 Copyright 短角牛 2010-02-24 23:22:36
notebook Home