不機嫌な朝の小指と踊りませんか
は やしや も  り


胃のうらのぼこぼこたぎる泥沼のいきれに甘い怒りを棄てて

メタメタに打つくろがねのなかにある熱にあてらる頬よ夜波よ

街中で裸足を雨に濡らす朝  夜の記憶は臓腑のかなた

ばばぁども
色目を使うばばぁども
乙女もどきのなれの果てども

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短歌 不機嫌な朝の小指と踊りませんか Copyright は やしや も  り 2010-02-11 03:26:40
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