uwyeda

し、あなたはいったいどんな顔をしているのだろう。
僕はあなたのことをこんなにも知りたがっているけれど、まだ会う勇気がないよ。

し、僕はいろんな人に聞いてみたけど、あなたに会ったことのある人はいなかったよ。
でも、あなたに会いたがっている人はいました。

し、僕は昔、あなたのことが怖くて仕方がなかった。
今も少し怖いけれど、すぐには会いたくないけれど、やっぱり怖いけれど。


し、少しでいいから声を聞かせてほしい。
僕はあなたが本当にそこに居るのか、とても不安に感じているよ。

し、あなたはいつまで僕を待ってていてくれる?
十年後、五十年後、百年後、千年後、待ちぼうけを食わしても、待っていてくれる?

し、僕の親友が、あなたに会いに行きました。
あなたへの手紙を持って行ってもらったので、いつか返事を下さい。

し、昨日あなたの夢をみました。
あなたは思っていたよりも薄暗くて、猫背で、不機嫌そうな顔でした。


し、こんにちは。
僕はあなたに会ってみたかったよ。
そして、あなたと友達になりたかった。
僕の夢は半分までしか叶わなかったけど、最後にあなたに会えて良かった。

し、さようなら。
いつかまた会えるでしょうか。
僕はいろいろなことを忘れて、あなたのこともきっと思い出せないでしょう。
だけど、いつかまたの機会に、最後に会えるのを楽しみにしています。

さようなら、お元気で。


自由詩Copyright uwyeda 2010-02-01 04:06:24
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