色は匂えど(七)
信天翁

「時」へ刻まれている
 自虐的によごした
  regretの
   シルエットが

「空」は汚されている
 トルソの肌にしみこんだ
  にびいろの
   イマージュで

「死」の呪文は濡れている
 「風」と「光」が
  ターミナルにふきつける
   どす黒いしぶきで


自由詩 色は匂えど(七) Copyright 信天翁 2010-01-30 20:16:14
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