かんぷう
唐草フウ

寒い風が
とても寒い雪風が
ほほにあたり
ほほをやぶる
じわじわやぶられた
くるくると・結晶が、つんざいて
ぴいぷうと容赦を
しない

疲れても疲れても膝さえ抱えれば
憑いたものはとれていくと
膝にしんおんを響かせれば
こびりついた不安は こそげると




きぼうのうたをかくしています
でもまだ書けません
ちゃんとできるのはいつだろう
親指のさかむけをいじる
はやくどうにかなりたい






自由詩 かんぷう Copyright 唐草フウ 2010-01-25 22:05:43
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