沸点(銀河へ)
ねお
耳の奥でふつふつと沸く熱
湧き出て世界を解凍する
ぼくの指先が羅列して
凍えた先の春をよぶ(それを まっているの)
花咲く銀河に辿りつくのはいつ
その日まで 消化し続けなくてはいけない
(春の先の春は ほんとうに来るの)
証明するためだけにうまれてきた
と 悔やんでいるの
まだ湧き出るものがあるから
(到底 未来は続くのでしょう)
自由詩
沸点(銀河へ)
Copyright
ねお
2010-01-18 23:03:25