初笑
未完

真っ白なスタート

とにかく背中を押されて
頭から突っ込むでんぐり返しのような
これまでと違い

目覚めるのも自然にまかせて
自分の意思で起き上がることができる
毎日に変わった

状況になれなくて戸惑ったけど
それも焦ることないかと漂っている
ゆらりゆらりと

年末に片づけ過ぎた部屋では
あれはどこに仕舞ったっけ?と
探し物から始まりそうだけど

久し振りにカメラを手に持ち
寝転がって天井を撮ると
画像が真っ白で思わず笑った

笑う門には福来たる


自由詩 初笑 Copyright 未完 2010-01-01 08:34:16
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