世界と終わりの予兆
秋助
私が築き上げた世界なんて
積み木のようなものでしかなくて
それでも高く高く重ねては
バランスなんて気にしなかった
子供みたいに無邪気になれるから
崩れた責任を問わずにいれるから
私は私を積み上げる
アンバランスなバランスを保って
もうすぐ、もうすこし
壊れるのは知っていた
自由詩
世界と終わりの予兆
Copyright
秋助
2009-12-21 16:20:27