十字路に立って交わした契約は
今では反故になりそうだが、
これから先の道行きに
指針となるはず　悪魔の言葉

神に言葉はかけられない
神から言葉はかけらない
教会にいてもかけられない。
牧師も神父も同罪で
神の言葉を口にする

しかし、いずれも受け売りで
神はこういった（はず）
神ならこうなった（はず）
筈筈筈の連続で

悪魔は天使のなりの果て
神は悪魔のなりの果て
(天使は蛇のなりの果て）
自分は赤ん坊のなりの果て

ようやく交わした契約は
悪魔も知らぬ秘密があった。
もらった運命高価だが
自分に　魂ついぞ無い。

つまり はなから履行不能
どうにも生きるに都合が悪く
ぼーっと
そのまま死んで行く
地獄の底へ死んで行く。

ハイ！