淡い水色
こめ

いますぐに気が付く

僕らをつなぎとめるものは

余りにも脆いものだった

届きそうで届かない

このもどかしい感覚は

味わうだけでも嫌だった

僕はいつも笑っていようと思った

そして貴方の隣にずっといる

そんなことを願い続けた

淡い水色の世界に飛込んだ

それが何を表すかは解らないけど

でもそれでも良かった

今は深く深く潜り

そして快楽におぼれたかった

戦闘用に開発為れた

人類よりも遥かに超越した

鉄の塊は今日も戦場の真ん中に落とされた

夜空に響くのは星の唄う小さなメロディ

終電で肩に頭を乗せてきたサラリーマンに

僕は別に嫌気はささなかった

だってつかれているならそれは

仕方がないから

みな誰でも生きるのに疲れる時がある

そこでどう立ち回るかが

これから進む道の大きな鍵となる

その鍵穴を開けれるのは自分だけ



自由詩 淡い水色 Copyright こめ 2009-12-01 01:01:10
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