憂うつ
古月
すきを覗けばあれあんまりで
だれもかれもがはらわたぬくい
こよい具合いが酷くよろしい
ひと巡りした頃合いの
あれは人より多いがわざわい
あれはかた輪を売りました
ありもせぬものどうにもできぬ
ひとつも減りはせぬという
睦ごと白じら赤あかと吐き
わたくしここ で死にましたれば
あんたの好きなおたのしみ袋
あけてびっくり変わりだま
雨の夕べが遠くへゆかれて
あれよあれよとはらわたぬくい
こよい具合いは如何がなものか
ひと巡りして頃合いの
自由詩
憂うつ
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古月
2009-11-22 19:02:53
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