忘れられないうた
蒼穹

息をするのも 罪に思うのは
許されない 嘘をついたから
いつも通り 心を閉じて 目を開けた

まだ 悲しみが足りないと 笑う僕

ほら 優しさが足りないと 包む君

綴る生物になりたい 確かな言葉だけ
止まない雨に 零れる記憶 重ねて
待つ 忘れられない歌になる日を

扉 開けるよ 傘を広げよう
消え去れない 嘘を続けよう
いつも通り 心を閉じて 目を開けた

また 悲しみが足りないと 笑う僕

ほら 優しさが足りないと 包む君

失って強くなるなんて 認めない
だって一番に君に その姿見せたい
この雨の冷たさも 温もりも 知っているから

綴る生物になりたい 確かな言葉だけ
晴れない空に 溢れる想い 重ねて
待つ 忘れられない歌になる日を


自由詩 忘れられないうた Copyright 蒼穹 2009-11-08 17:22:21
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