みちこ
草野大悟

みちこ、きみがくれた光を泳いできたらもうなにもすることがなかった。
7光年ぶらんこをこいでいたけれど、特になにも変わらなかった。
きみの光は太陽と散歩する昴で、みんながみんな、えっ、
引きつけられて、洗脳されました。

、だから、今日、甘エビやほたての刺身を>>>すんなりと嚥下したのは
きみの、いやあ、ほんと、きみの頑張り:生命力で、いきなり」「ナミダです。

ヴァーミリオンの球根を鉢に植えました。風通しの良い日陰で暖めてきたふたりです。
その、少しのぞいている黄緑の命は、やがては死んでいくの。
でも、あの空はいつも青色で、哀しいばかりの青色で、、、それは私にはどうにもすることのできない宇宙

ふたりをながくやると、二人になるね。花火きれいだね。
海のにおいがひびいてくる、心までなんて言うことは・言わないから。
、、安心してていいよ、おやすみ。。おやすみ。
みちこ。




自由詩 みちこ Copyright 草野大悟 2009-10-21 00:11:52
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