夕暮れのあしあと
吉岡ペペロ

風が吹いている

青く灰色のピンクの影のなか

夕暮れの香りが運ばれている


いちにちは

誰にかやさしい終わりを告げる

よるに棲息する

わたしは無生物になるでしょう


風が吹いている

青く灰色のピンクの影のなか

夕暮れの香りが運ばれている


自由詩 夕暮れのあしあと Copyright 吉岡ペペロ 2009-10-18 17:46:23
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