ウタ。
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貴方が望むモノなら全て、

この身を賭して捧げたい。



けれど、


私には何もないから。



どんなに想っても、


どんなに願っても、



私の此の腕は、


貴方の光へ届かないから。




私には、


詠うことしか赦されないから。





貴方の為に、歌って良いですか?




貴方の為に、この詩を、


声の限り、命の限り、



謳い続けて、良いですか?




貴方の光へ届くように、


貴方の心へ響くように、




此の命が、


尽きるまで。






自由詩 ウタ。 Copyright aokage 2009-10-18 15:00:48
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