まほう
ユメミ リル
手のひらのかんじょうが
あなたには みせない
あたしをつくってるみたいで
うその はじまりとおわりが
好きという 文字の中
どれだけ滲みているだろう
銀木犀のひかえめな香りを
空の青といっしょに
すいこんだ
ここから
届くかもしれない
ゆめを かぜにのせて
自由詩
まほう
Copyright
ユメミ リル
2009-10-16 21:45:42