情報隔離週間Ⅱ
アハウ

7日夜、9句出来る。成果もあまり期待しないで始めてことなので嬉しかった。


風が懐かしい歌歌っている


深夜 細る月を待っての進軍


蛍光下に投げ出された本


風に郷愁のメロディーが混じる


台風の痕跡を未明に刻んでいる


ジョイスのダブリンで喫茶して


体温計がほのぼのと36℃を越えた瞬間


月を見ない行軍 火星の赤い眼


風が雨戸を叩く 懐かしい家




俳句 情報隔離週間Ⅱ Copyright アハウ 2009-10-12 15:47:51
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